題詠blog*久野はすみ


by hasumikan

074:焼(久野はすみ)

その人のフェイスブックは焼き菓子のようでしばらく香りのなかに
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:47 | 題詠blog2014

073:谷(久野はすみ)

谷さんのがちょ~んたまに言いたくてかがみにむかいがちょ~んと言う
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:44 | 題詠blog2014

072:銘(久野はすみ)

銘柄を読みあげている店員のよくうごくなあそののどぼとけ
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:38 | 題詠blog2014

071:側(久野はすみ)

瀬戸内は凪のときにてしずかなる港の側に歌碑は立ちたり
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:35 | 題詠blog2014
泣くことにつかれたひとはしっとりとなめされている牛革のよう
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:29 | 題詠blog2014

069:排(久野はすみ)

パソコンの排気口からぬるき風ふきたり真夜のうたい手のため
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:25 | 題詠blog2014

068:沼(久野はすみ)

好きだった遊びを忘れてしまうため彼女は旅に沼地を選ぶ
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:21 | 題詠blog2014

067:手帳(久野はすみ)

きみの買う手帳に書かるることがらの行間に記録されゆくわれか
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:18 | 題詠blog2014

066:浸(久野はすみ)

つまさきを小川に浸す要領でひたひたとくる時をたのしむ
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:15 | 題詠blog2014

065:砲(久野はすみ)

永遠に無縁なものと信じつつ「砲」という文字しるしておりぬ
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:10 | 題詠blog2014

064:妖(久野はすみ)

妖精とかげで呼ばれていたことは書かれず別れの色紙はきれい
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:05 | 題詠blog2014

063:院(久野はすみ)

崇徳院ののろいにかかった人たちが茶碗売り場にぞろぞろ並ぶ
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# by hasumikan | 2014-11-30 23:00 | 題詠blog2014
寒がりのサンタがくるという部屋にきらめく十二月のショコラショー
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# by hasumikan | 2014-11-30 22:47 | 題詠blog2014

061:倉(久野はすみ)

もういちど倉敷へゆくこともなく午前二時半バーを出てゆく
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# by hasumikan | 2014-11-30 22:39 | 題詠blog2014

060:懲(久野はすみ)

きっとまた同じルートをたどるけどもう懲り懲りとつぶやいておく
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# by hasumikan | 2014-11-30 22:30 | 題詠blog2014

059:畑(久野はすみ)

知っていることとこの目で見ることの違いを知りぬ段畑に立ち
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# by hasumikan | 2014-11-30 22:23 | 題詠blog2014

058:惨(久野はすみ)

正論はおそろしきもの凄惨な画像がつぎつぎシェアされてゆく
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# by hasumikan | 2014-11-30 22:13 | 題詠blog2014

057:県(久野はすみ)

いくつもの県境を越え海を越えわれに食われるこのじゃがバター
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# by hasumikan | 2014-11-30 22:06 | 題詠blog2014

056:余(久野はすみ)

明け方のソファーで眠るわたくしはいつもどこかが字余りなのだ
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# by hasumikan | 2014-11-30 21:52 | 題詠blog2014

055:芸術(久野はすみ)

韮の葉に虫の卵のびっしりとこのつぶつぶを芸術とよぶ
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# by hasumikan | 2014-11-30 21:34 | 題詠blog2014