題詠blog*久野はすみ


by hasumikan

031:認(久野はすみ)

こんなわれが認めなくてもいいような書類におしぬ楕円の印を
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# by hasumikan | 2015-11-30 22:26 | 題詠blog2015

030:物(久野はすみ)

まほろばも売られておりぬ来世紀日本物産展の会場
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# by hasumikan | 2015-11-30 22:17 | 題詠blog2015

029:尺(久野はすみ)

初夏のトマト畑でひょっこっりと尺取り虫のひっこしに遇う
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# by hasumikan | 2015-11-30 22:13 | 題詠blog2015

028:改(久野はすみ)

見たくないものを見ていた目を閉じる 改めましてこれが朝焼け
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# by hasumikan | 2015-11-30 22:05 | 題詠blog2015
言うなれば生き抜くためのスローダウンだがこの先はきっと手ごわい
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# by hasumikan | 2015-11-30 21:55 | 題詠blog2015

026:湿(久野はすみ)

負けばかりつもれるわれの湿原にうすむらさきの花ゆれやまず
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# by hasumikan | 2015-11-30 21:49 | 題詠blog2015
わがうちに澱むものあり、さりとてもさらさら更科そばの旨さよ
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# by hasumikan | 2015-11-30 21:40 | 題詠blog2015

024:真(久野はすみ)

ほおといえばああと応えてうつくしい真珠母雲をきみとわけあう
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# by hasumikan | 2015-11-30 21:32 | 題詠blog2015

023:柱(久野はすみ)

充分に育った木からはずせない支柱のようにふるさとはあり
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# by hasumikan | 2015-11-30 21:22 | 題詠blog2015

022:砕(久野はすみ)

すぎゆきはアイスピックに砕け散る氷のように輝きて消ゆ
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# by hasumikan | 2015-11-30 21:19 | 題詠blog2015

021:小(久野はすみ)

せちがらい話ばかりの居酒屋で淡く笑いて小さく肯く
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# by hasumikan | 2015-11-30 21:00 | 題詠blog2015

020:亜(久野はすみ)

いちじくの葉影によれば白亜紀のいきものたちの深き息づかい
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# by hasumikan | 2015-11-30 20:43 | 題詠blog2015

019:靴(久野はすみ)

とりあえず気を取り直し長靴をはいた(長靴にはいった)フェレット
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# by hasumikan | 2015-11-30 20:31 | 題詠blog2015

018:救(久野はすみ)

セーターの袖より深く迷いこみ救出されたフェレットがこれ
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# by hasumikan | 2015-11-30 20:24 | 題詠blog2015

017:画面(久野はすみ)

呼吸する冬のはだか木、昼の月、画面のそとに立っていたひと
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# by hasumikan | 2015-11-30 20:20 | 題詠blog2015

016:荒(久野はすみ)

なにをして荒れたる指かシンプルな手帳にきみは十九時と書く
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# by hasumikan | 2015-11-30 20:08 | 題詠blog2015

015:衛(久野はすみ)

侵略の終わりを言えばなかぞらに地球防衛軍の凱旋
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# by hasumikan | 2015-11-30 19:29 | 題詠blog2015

014:込(久野はすみ)

いつ来ても四、五羽の鳩をとまらせて見込まれているような街灯
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# by hasumikan | 2015-11-30 19:25 | 題詠blog2015

013:刊(久野はすみ)

病室の夕餉は早く父はまた夕刊のなき地方紙を繰る
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# by hasumikan | 2015-11-30 19:22 | 題詠blog2015
やはりおろかな人と思えりぽったりと修正液を紙にたらして
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# by hasumikan | 2015-11-30 19:20 | 題詠blog2015