題詠blog*久野はすみ


by hasumikan

カテゴリ:題詠blog2013( 72 )

070:柿

高原のしずかなまひる干し柿はしるしのごとく吊るされており
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by hasumikan | 2014-03-22 01:09 | 題詠blog2013

069:視

蝶の翅ぐらりと視野を横切りてただひたすらに水を欲る春
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by hasumikan | 2014-03-22 01:01 | 題詠blog2013

068:兄弟

残酷なものがたりせよ知られざるグリム兄弟末の弟
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by hasumikan | 2014-03-22 00:59 | 題詠blog2013

067:闇

木下闇ゆくいっぽんの松葉杖いきたい場所がまだ少しある
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by hasumikan | 2014-03-22 00:59 | 題詠blog2013

066:きれい

きたないときれいの隙を抜けるときおまえに告げる言葉をなくす
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by hasumikan | 2014-03-22 00:54 | 題詠blog2013

065:投

投げ出した手足も朝には戻るだろうぼってり灯る春の満月
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by hasumikan | 2014-03-22 00:52 | 題詠blog2013

064:刑

火炙りの刑に処されしアタリメの端の焦げたるあたりが胡乱
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by hasumikan | 2014-03-22 00:51 | 題詠blog2013

063:以上

これ以上なき悦びのかたちにて陸をつらぬきゆく川の水
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by hasumikan | 2013-12-01 09:34 | 題詠blog2013

062:氏(久野はすみ)

村芝居の股旅ものの劇中に「氏素性」とうせりふが響く
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by hasumikan | 2013-12-01 00:00 | 題詠blog2013

061:獣

国道をよぎる獣が照らされて なにがほしいかわかったような
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by hasumikan | 2013-11-30 23:57 | 題詠blog2013