題詠blog*久野はすみ


by hasumikan

カテゴリ:題詠blog2012( 107 )

076:桃(久野はすみ)

桃として桃とむきあう七月のかがやく風の過ぎ去るまでを
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by hasumikan | 2012-11-30 04:28 | 題詠blog2012

075:溶(久野はすみ)

溶き芥子ひとさじ添えたバラ肉のほろりくずれる愛はこわいね 
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by hasumikan | 2012-11-30 04:17 | 題詠blog2012

074:無精(久野はすみ)

ひだまりにただ撫でられているだけの無精な猫となりたき土曜
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by hasumikan | 2012-11-30 03:51 | 題詠blog2012

073:庫(久野はすみ)

喩ではなく現実としてある朝は冷蔵庫より鍵を見つける
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by hasumikan | 2012-11-30 03:41 | 題詠blog2012

072:狭(久野はすみ)

とろとろと葛湯とけゆく夜の戸は狭くて影を呼びこむばかり  
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by hasumikan | 2012-11-30 03:39 | 題詠blog2012

071:籠(久野はすみ)

籠城はまだやぶられずささくれの指に塗り込む馬油少々
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by hasumikan | 2012-11-30 03:32 | 題詠blog2012

070:芸(久野はすみ)

安芸灘に日の沈むころゆっくりと向きを正せり船の艏(おもて)は
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by hasumikan | 2012-11-30 02:37 | 題詠blog2012
作中に生きて死にたること羨し雪原をゆくアンナ・カレーニナ
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by hasumikan | 2012-11-30 02:17 | 題詠blog2012

068:巨(久野はすみ)

終わってもかまわぬなどと言いながら見に行くだろう巨石の群を
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by hasumikan | 2012-11-30 01:40 | 題詠blog2012

067:鎖(久野はすみ)

絡まりし細き鎖をほどきたる指がたちまちわたしを鎖す
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by hasumikan | 2012-11-30 01:35 | 題詠blog2012